- HOME
- 熱傷(やけど)
熱傷(やけど)
熱傷(やけど)について
熱傷の重症度は熱傷深度(やけどの深さ)と受傷面積(やけどの範囲)で決まります。
I度熱傷 |
表皮までの熱傷です。 |
|
---|---|---|
II度熱傷 |
真皮までの熱傷です。 |
|
浅在性II度熱傷 |
真皮上層までの熱傷です。 |
|
深在性II度熱傷 |
真皮下層までの熱傷です。 |
|
III度熱傷 |
皮下脂肪組織までの熱傷です。 |




低温熱傷
低温熱源(40度~60度程度)が長時間ふれることにより生じる熱傷です。
思いのほか熱傷深度が深いことが多く、受傷直後は軽症に見えても、時間が経過すると深い熱傷であることが分かってきます。
受傷直後の応急手当
受傷後は、すぐに冷却しましょう。
熱による皮膚の変性を防ぐためには20~30分の冷却が必要です。
流水やタオル等でくるんだ保冷剤で冷却しましょう。
衣服がある場合には無理に脱ぐ必要はありません。
水疱がある場合には破らないようにしましょう。
当院での治療
長崎病院で診療を行ってきた経験をもとに「早く」、「きれいに」治すことを目標としています。
外用療法を中心に治療を行っています。
手術が必要な場合には周囲の基幹病院に紹介いたします。