広島市南区段原日出の皮膚科、アレルギー科なら、しんどう皮ふ科アレルギー科

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陥入爪

陥入爪について

爪が側爪郭(爪の横の皮膚)に入り込み、炎症を起こした状態です。(図1)
足趾の母趾(1趾)に好発します。

爪の端を短く切る(深爪)と、爪が成長するにつれ、側爪郭に爪が入り込みます。
そのために側爪郭の皮膚や軟部組織に炎症が起こり、陥入爪が発症します。
爪の外傷、窮屈な靴などにより発症することもあります。
また、元来巻き爪があり、爪の湾曲が著しいと爪甲が側爪郭に入りやすく陥入爪を起こします
糖尿病や肥満、心臓の疾患、腎臓の疾患など下肢が腫れる様な疾患は、陥入爪の危険因子です。

陥入爪を防ぐには(図2)

・爪切りの時に先端の横を短く切りすぎないことです。
・爪の先端を丸くせず、squareの形を保ちましょう

重症度

炎症の程度により3段階に分けられます。

StageI(軽症)

爪が皮膚に陥入し、爪周囲に腫れ、紅斑があり、痛みが生じている状態です(図3)。

StageII(中等症)

軽症の状態に加え、爪周囲に肉芽種(紅色隆起)が生じ、浸出液があります。細菌感染を伴ったり、潰瘍が見られることもあります(図4)。

StageIII(重症)

炎症が慢性化し、表皮下に肉芽組織が形成され、爪周囲組織が肥大した状態です(図5)。

治療

当院で行っている治療です。

●テーピング法(図6)

炎症を起こした側爪郭をテープで外側に牽引し、爪が陥入した状態を改善させる治療です。主に軽症の病変に対して行います。
利点としてはご自宅での処置が可能であること、治療の際痛みがないことです。
テープがはがれやすいので頻回な交換が必要な場合があります。

●Gutter法(図7)

陥入した爪甲部に細いチューブを入れ、側爪郭に炎症を起こしている爪の刺激を解除します。
チューブは歯科用のアクリル樹脂で固定します。
そのまま数週から2カ月程度おき、爪が皮膚を超えて伸長することをめざします。
施行後比較的早期に痛みが改善します。
軽症から重症の陥入爪の方、いずれにも可能です。
施行時には痛みを伴う場合には局所麻酔を行います。
チューブがとれてしまった場合には再挿入を行います。

●コレクティオ

湾曲した爪にワイヤーを装着し、巻き爪を改善させる方法です。
爪甲の両側にワイヤーをかけ、締め付けることで徐々に湾曲を矯正します。装着期間はおおよそ2~3カ月です。
詳細はこちら(外部サイト)
なお本方法は自由診療(保険外診療)です。
料金:1趾 9,000円(税込み)です。
ワイヤーが外れた後、頻繁に圧迫すると再発する可能性があります。

症状を診察し、その適応を検討いたします