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伝染性軟属腫(みずいぼ)

伝染性軟属腫(みずいぼ)について

乳幼児に好発する皮膚のウイルス感染症です。
ポックスウイルスの1種である伝染性軟属腫ウイルスの感染で起こります。

いわゆる“うつる病気”で、ウイルスが皮膚に接触し、伝染します。
保育園、幼稚園、プール・スイミングなど皮膚が直接触れ合う機会の多い場面で感染しやすいことが知られています。
病変部を自分で掻破し自家接種で、自身の他の部位の皮膚にみずいぼが広がることがあります。
アトピー性皮膚炎のお子さんは皮膚のバリアー機能が低下しているために感染しやすく、みずいぼの数も多いと言われています。

皮膚に直接定着し発症するまでの潜伏期間は2週~50日ほどです。
そのため、いったん治療しても、すでに感染していたウイルスによってすぐに再発することがあります。

症状

病変は点状から数mm大までの正常皮膚色隆起です(図1)。
中央に中心臍窩というわずかなくぼみを有することもあります。
体中のどの部位に起こります。
ただし軟属腫ウイルスは毛包に感染するといわれており、毛のない手掌や足底にみずいぼが起こることは稀です。
病変は多発することが多く、約6割の患者さんは10個から50個程度の病変を有しています。
「軟属腫(モルスクム)反応」といってみすいぼの周囲が乾燥して、かゆみを伴う湿疹病変が生じることがあります。

(図1)

経過

みすいぼはそのまま放置しても自然に消えることがあります。
ただし、自然に消える前に幼稚園、保育園や、プール等でお子さま同士が触れ合う機会があるため、意欲的に治療を行っていることも多くあります。

治療

病変をピンセットで摘除します(図2)。
疼痛緩和目的に局所麻酔薬のテープを病変部に貼付し2時間程度おいてから処置を行います。
病変部が他のお子さまに触れる機会が少ないなどの事情があれば自然消退を期待し、無治療で経過観察することもあります。

(図2)

参考

Hatice Basdag et al. Molluscum contagiosum: To treat or not to treat? Experience with 170 children in an outpatient clinic setting in the Northeastern United States. Pediatric Dermatology 2015; 30: Epub